アンバーワンダー 自分とつながる香りづくり
香水は、自分のためにある。 龍涎香とともに、その原点へ。
天然の龍涎香と10〜15種類の香料に触れながら、 頭で決めるのではなく、身体の反応を確かめて香りを選ぶ、1日限定の調香講座です。 調香経験は問いません。
基本情報
講師
吉田恭隆・山口美帆
こんな方におすすめ
持ち物リスト
ワークショップ内容
テーマ
自分とつながる香り作り
詳細説明
アンバーワンダー3
自分とつながる香りづくり
天然の龍涎香とさまざまな香料に触れながら、自分の感覚を手がかりに、ひとつのフレグランスをつくる3時間の調香講座です。
香りをつくるとき、私たちはつい、「どんな香りにしたいか」「何を組み合わせれば正解か」と、頭で考えるところから始めます。
けれど、香りに触れた瞬間には、言葉や判断よりも先に、身体が小さく反応しています。
呼吸が深くなる。
身体がわずかに緩む。
なぜか気になる。
もう一度嗅いでみたくなる。
今回のアンバーワンダーでは、そうしたまだ言葉にならない反応を丁寧に確かめながら、今の自分が求めている香りを選び、ひとつのフレグランスへと構成していきます。
調香経験や香料の専門知識は必要ありません。
初めて香りをつくる方も、これまでのアンバーワンダーに参加された方も、それぞれの感覚から取り組んでいただけます。
アンバーワンダーとは
アンバーワンダーは、龍涎香を知識として学ぶだけではなく、実際に香り、味わい、身体で感じ、その体験を香りづくりへとつなげるシリーズです。
龍涎香は、マッコウクジラの体内で生まれ、長い時間を海上で漂うことによって熟成する、非常に希少な天然香料です。
古くから香水や香薬に用いられてきましたが、その香りは、単純にひとつの言葉で説明できるものではありません。
甘さ、温かさ、海や土を思わせる気配、動物的な奥行き。
加熱の有無や温度、ほかの香料との組み合わせによっても、その表情は変化します。
アンバーワンダーでは、龍涎香を遠くから眺める特別な素材としてではなく、実物に触れ、その変化を感じながら、自分自身の感覚を観察するための素材として扱います。
第3回のテーマは「自分とつながる香りづくり」
これまでのアンバーワンダーでは、龍涎香の実物に触れ、香りや味わい、身体感覚を通して、その多面的な魅力を体験してきました。
前回は、龍涎香とさまざまな香料を組み合わせ、それぞれの感覚を手がかりに、オリジナルの香りをつくりました。
その後、参加された方々から寄せられたのが、
「調香に、もっと深く取り組みたい」
という声でした。
香料を一つずつ、さらに丁寧に確かめたい。
身体の反応を見ながら、時間をかけて香りを選びたい。
選んだ素材を、ひとつの香りとしてしっかり構成したい。
第3回となる今回は、こうした声を受け、調香に取り組む時間を十分に確保して内容を再構成しました。
頭の中にある理想の香りを急いで形にするのではなく、目の前の香料を一つずつ嗅ぎ、そのとき自分の中に起こる変化を観察します。
好きか、嫌いか。
似合うか、似合わないか。
すぐに結論を出すのではなく、気になる香りの前で少し立ち止まり、その理由になる前の感覚を受け取ります。
そこから選んだ香料を組み合わせ、つくっては嗅ぎ、調整し、もう一度確かめる。
その往復を重ねながら、今の自分から離れていない、ひとつの香りへと構成していきます。
天然の龍涎香を、さまざまな角度から体験する
講座では、天然の龍涎香そのものに触れ、加熱前と加熱後の香りの違いを確かめます。
温度によってどのように香りが立ち上がり、どのような質感や奥行きが現れるのかを、実際に嗅ぎ比べます。
また、龍涎香を用いたキャンディーも味わいます。
香りを鼻だけで捉えるのではなく、口の中に広がる風味や余韻を通して体験することで、龍涎香が持つ温かさや持続性を、別の角度から感じていただきます。
これらは珍しい素材を見たり味わったりすることだけを目的としたものではありません。
嗅覚、味覚、温度、身体の反応を通して、一つの素材を立体的に捉え、その体験を調香へとつなげていきます。
身体の反応を、香料選びの手がかりにする
今回は、香りを選ぶ際の補助として、キネシオロジーの考え方を取り入れます。
香料を嗅いだときに起こる身体の反応を確かめながら、自分が今どの香りに引かれているのかを観察します。
ここで行うキネシオロジーは、病気の診断や治療、効果の判定を目的とするものではありません。
また、身体の反応によって「正しい香り」を決めるものでもありません。
自分では気づきにくい感覚に目を向け、香料を選ぶための一つの手がかりとして用います。
最終的にどの香料を選び、どのような香りに仕上げるかを決めるのは、ご自身です。
10〜15種類の香料から、自分の香りをつくる
龍涎香とともに使用するのは、今回のテーマに合わせて選んだ10〜15種類の香料です。
一つずつ香りを確かめ、身体の反応や自分の印象を記録しながら、使用する素材を選びます。
選んだ香料をただ混ぜるのではなく、
- どの香りを中心にするか
- どの素材で奥行きをつくるか
- どこに明るさや広がりを加えるか
- 龍涎香をどのように生かすか
- 全体のバランスをどのように整えるか
を考えながら、香りを構成します。
調香中は、講師が一人ひとりの香りを確認し、素材の特徴や配合の考え方、調整方法についてお伝えします。
完成した香りは、15mlのオリジナルフレグランスとして、当日のレシピと記録とともにお持ち帰りいただけます。
この講座で大切にすること
この講座では、香りを上手につくることだけを目的にしていません。
知識や正解を先に当てはめるのではなく、
香りを嗅ぐ。
自分の反応を観察する。
選んだ理由を確かめる。
香りを組み立てる。
もう一度嗅いで、調整する。
この過程そのものを大切にします。
完成した香りは、その日の自分が選び、構成したものです。
それは、誰かに似合うと判断してもらうための香水ではなく、自分の感覚とつながりながらつくる、自分のための香りです。
講師
吉田恭隆 SOW調香学校講師 リベレーションブランド「バリバリー」代表 アンバーグリスジャパン代表
龍涎香の専門家として、その成り立ちや歴史、個体ごとの違い、加熱による香りの変化など、龍涎香の奥深い世界を案内します。
講座では、天然の龍涎香を実際に観察し、香り、温度、味わいを通して体験する時間を担当します。
また、キネシオロジーの考え方を用いながら、参加者が自分の身体の反応を観察し、香料を選ぶ過程をサポートします。
山口美帆 SOW調香学校学長 Air Of Fragrance🄬代表 パフュームデザイナー 香司
天然香料を中心に、30年以上にわたり香りの仕事に携わる。
香料の輸入・販売、香りの企画、調香、執筆、講座の開催を通して、香料を実際に嗅ぎ、観察し、自分の感覚から香りを構成する学びを伝えています。
講座では、10〜15種類の香料の特徴を解説し、参加者が選んだ素材をひとつのフレグランスへ構成する調香過程を担当します。
二人の講師が、龍涎香そのものを知り、身体で感じるところから、その体験を香りとして形にするところまでご案内します。
このような方におすすめします
- 天然の龍涎香の実物と、その香りに触れてみたい方
- 香料を一つずつ丁寧に確かめながら調香したい方
- 自分の感覚を手がかりに香りを選んでみたい方
- 頭で考えるだけでなく、身体の反応にも目を向けてみたい方
- 天然香料を使った調香に興味がある方
- 選んだ香料を、ひとつの香りへ構成する過程を学びたい方
- これまでのアンバーワンダーの体験を、さらに深めたい方
- 今の自分のための香りをつくりたい方
調香経験や香料の専門知識は必要ありません。
初めての方にも、一つずつご説明しながら進めます。
開催概要
開催日
2026年8月29日(土)
時間
13:30〜16:30
※受付開始時刻は、お申し込み後にご案内します。
会場
シブテナ貸会議室・宮益坂 9F-A
東京都渋谷区渋谷1丁目12-7
参加費
33,000円(税込)
定員
20名
講師
吉田恭隆
山口美帆
持ち物
筆記具
お持ち帰りいただくもの
- 天然の龍涎香と10〜15種類の香料からつくる、15mlのオリジナルフレグランス
- 当日の調香レシピと記録
お申し込みについて
参加費は事前決済となります。
決済の完了をもって、お席の確保となります。定員に達し次第、受付を終了します。
参加費:33,000円(税込)
[この講座に申し込む](https://buy.stripe.com/14A14ogd71LN3wr0WD5Rm0x)
参加にあたり、事前に確認したいことがある方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
講師プロフィール
吉田恭隆・山口美帆