2026年4月26日の黄昏どき、東京都内のひそやかな会場で、「はじまりの儀式」が開催されました。 SOW調香学校とアンバーグリスジャパンのコラボレーションによる、プライベートイベントです。
テーマは、龍涎香(アンバーグリス)——王宮の儀式から西洋魔術の祈りまで、何百年もの間「変容」を引き起こす素材として使われてきた、希少な動物性天然香料。この日は、それをただ知識として学ぶのではなく、飲んで・食べて・嗅いで、身体全体で受け取る時間となりました。
はじめましての皆さんも龍涎香の香りに魅了されすぐに打ち解けた印象です。そしてこのイベントでしか体験できない龍涎香を「飲む・食べる」はとても印象的でした。
イベントの流れ
16時のスタートから18時の終わりまで、プログラムは大きく3つのパートで構成されました。
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Talk I
吉田恭隆氏(龍涎香研究者・よっしー) 「儀式と魔術の世界で、なぜこの香りが選ばれ続けたのか」。 マリー・アントワネットが毎日チョコレートに溶かして飲んでいたというエピソードから、 王宮や西洋魔術における龍涎香の役割まで——歴史の奥深さに引き込まれる時間でした。
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Talk II
山口美帆学長(SOW調香学校) 「龍涎香の霊力を、鼻腔で知る——香りの変容を、身体で体験する儀式」。 アンバーグリスにあうアコードを龍涎香をいれる前後に嗅ぎ比べ、香りがどのように変容するかを体感するワーク。 頭でなく、皮膚と鼻腔で「知る」という体験に、参加者からは静かな驚きの声が上がりました。
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体験
黄昏の饗宴 千夜一夜物語にも登場する龍涎香コーヒーと、龍涎香入りクリームの米粉シフォンケーキにのせて実際に味わう体験。 感性が開いた状態で香りを口から受け取るという、この日ならではの締めくくりでした。
吉田さんのトークで特に印象的だったのは龍涎香は体を緩めるということ。みんなで龍涎香のキャンディーを口に入れる前と後ではどんな違いがあるかキネシオロジーを通して体験ワークを行いました。
参加者の声
『香りがこんなに変わるとは思わなかった』『身体で感じるという意味がわかった』『お酒を飲んだわけではないのに酔っぱらったみたい』
「世界が変わる」というのは、大げさな話ではありません。
ただ、黄昏どきの空気の中で、ふと、自分の輪郭が柔らかくなる感覚。
この日の時間は静かに、けれど確かに、何かを変えるような体験でした。
イベントを終えて
アンバーグリスジャパン代表・吉田恭隆がSOW調香学校の講師に就任したことを記念した今回の特別企画。 AI時代にこそ、データでは測れない「肌身で感じる驚き」と「研ぎ澄まされた感性」を大切にしたい——そんな思いが、今回のイベント全体に流れていました。
少人数だったからこそ生まれた空気感があり、実際黄昏時に合わせたワークショップだったので
開催概要
| 日時 | 2026年4月26日(日)16:00〜18:00 |
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| 会場 | 東京都内(参加者限定にてご案内) |
| 定員 | 10名限定 |
| 参加費 | ¥15,000 |
| 主催 | SOW調香学校 × アンバーグリスジャパン |
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
次回のイベント情報はSNSおよびこちらのサイトでお知らせします。
SOW調香学校 × アンバーグリスジャパン